11月29日。紀北町島勝浦にてビオトープ作りの一環として、「海っ子の森サークル」と「海守り」の共同企画で
「伊勢海老の稚エビ放流」を行いました。
島勝浦は伊勢海老漁が盛んで、毎年、秋の解禁を待って漁を行っています。
今回は地元の漁師さんに稚エビを提供いただき、参加者みんなで放流を行いました。
まずは紀北町役場の浜田さんから伊勢海老についての説明をしていただきます。
子供たちも稚エビを手に取り、一生懸命聞き入っていました。
そして、100匹の稚エビを海に放流。
稚エビはヨチヨチ歩き出し、波に負けじと沖に向かって前進します。
中には波に押し返されて波打ち際でウロウロしている稚エビもいますが、そんな稚エビはダイバーがそっと沖に誘導。
無事100匹の稚エビが海に放たれました!
秋の伊勢海老漁の頃には大きく成長していることと思います。
なお、今回の稚エビ放流には、地元の子供たちや美し国おこし三重のプロデューサーなど約20名に参加していただきました。どうもありがとうございます。
今後も1年を通じて、鮑、河豚、平目、真鯛などの稚魚放流を行う予定でいます。
消費者にとっても地元の漁師さんたちにとっても、伊勢海老をはじめ海産物は大切な自然の恵みです。
この先もずっとずっと漁が続けられる環境を守っていきたいですね。
2012年7月11日 5:49 PM|カテゴリー活動日記